煙たい話

 

 「禁煙」と書いた紙を壁の目に付く場所に貼っておく。最近はあまり見かけない気がしますが、喫煙者が禁煙にチャレンジする時によく用いるやり方です。見るごとに意識をして、タバコを吸いたい衝動と戦うためのものです。

 

 

 

 これと同じ原理で、スタジオのスタッフの各自のロッカーには目標シートを貼るスペースがあります。目標のあるスタッフは、自分の目標を紙に書きロッカーに貼っておけば、否が応でも毎朝毎夕少なくとも2回は、自分の目標を意識することになるからです。

 

 

 

 ちなみに、これはスタジオがスタッフのみんなに強制しているワケではありません。強制してやらせても意味の無いものだからです。

 

 

 

 あるお医者さんから聞いた話です。「禁煙ができるかどうかって、その人の意志の問題だったよね。でも、依存症ということにすると、禁煙できない人には理由ができるし、医者も製薬会社も儲かるからね。。。」お酒の席での話だったので、その真偽を追求するつもりはありません。

 

 

 

 野蛮で乱暴だった昔と比べ、今はずいぶんと人に優しい時代になってきました。でも、変わらないものもあります。

 

 

 

それは、成功する人のほとんどは、はたから見れば頑張って努力しているようなことでも、本人はやって当然のことを当たり前にやっているだけってこと。それに続く成功が微妙な人は、頑張れるかどうかは周りの人との出会いや運次第ってこと。そして、いつの時代もどうにもならない人は、自分が頑張れない理由を探します。

 

 

 

外苑スタジオのスタッフは、禁煙しなくてもいいから、楽しく頑張れ。